やる気の見せ場
プロフィール

Saori

  • Author:Saori
  • OLの仮面をかぶったおじさん

    ★絶望先生
    ★自称「腹黒文化系」
    ★心理的ニート
    ★ツンデレを装ったヤンデレ 
    ★自称、永遠の16歳
    ★ヒキコモリ失格中
    ★腐女子のくせにフィギュア萌え
    ★一応オタクのつもりです
    ★一応乙女のつもりです
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク
ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

-- --, -- | スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

来世邂逅

09 24, 2005 | 死宅生涯

0 Comments
 本当に、死亡は愛するものの前に候え。
 四月新番という、ようやくこの二十人対決は結末を迎えに来た。次々と分かれる人たちは何れ同のような思い出を持ち死んでゆくのは、もうはや意味なし。
 最後の夕方に、朧が剣を持つ夕焼けの中で記憶の川に落ちてた。愛しい人の後姿と温もり、あの僅か十日の前はまるで遥かなる昔のように感じ、あの時、まだ届く掌がある、まだ帰る家がある、まだみんながちゃんと生きている。
 笛はもう服部若に渡す、甘い思い出と一緒に残りたい。「大好き」と彼氏に言って、剣を自分の胸に刺し込んだ。弦之助は目を開けた途端に、愛する女の倒れ姿を見かけた。
 二人は幸い相思相殺がしない。
 死というのは覚悟することがあたしに想像できない。だが少なくでも、一人で生き抜いていることは難しいのは心当りがあった。陽炎はそうしたいけど、結局できなかった、弦之助への思いはその傷だらけの体と同じようにぼろぼろしちゃった。左衛門は嫌な天膳の姿に死んで行き、胸に刺し込んだ矛などが思わずに派手な印象を与えられた。天膳は化け物、しかしお化けでも涙があり、悲惨な過去は霧の裏切り、知るべき物ではないだといっても、遅い。朱絹は罠に落ちて、最後で赤い着物に血の梅雨、綺麗で堪らない。等等。
 最後の最後、二人は手を繋いで抱き合って安部川に沈んで、殺しあうことを止めた。
 有難いというか、悲しいというか、涙は確かに出てきた。
スポンサーサイト

« 病毒聚集所 918 »

- Comments
0 Comments

管理者にだけ表示を許可する
- Trackbacks
0 Trackbacks


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。